HERE COMES A NEW CHALLENGER

ジェネラリスト
~複数の帽子をかぶり分ける、マルチクリエイター~

このページを見てるジェネラリストさん! そう、君だよ君! ぜひうちのサークルで、ゲーム作りましょう!!

スキルが複数あるというメリットは計り知れません。使える能力が2個、3個と増えていくと、できることは4倍、9倍、と増えていきます(だいたい合ってると思う)。ゲーム制作の職種として分類される、プログラマーとかグラフィッカーとか、そんなのは言ってしまえばやってる仕事を分かりやすくためのただの便宜上の用語に過ぎません。実際は、プログラマーがUI部分も作ってたり、作曲家が3Dのモデリングもやってたりするんです。このサイトだって、画像もほとんどウェブ担当が用意してるしね。

複数スキルがあると何が良いかって、一人である程度ゲームが作れるってこと。少人数だと、場合によっては人員を増やすより効率がいい場合なんてザラにあります。例えば、プログラマーがPhotoshopを使えたら、その人は自分の思い浮かべるゲームに必要なシステムの画像をすぐ作って、すぐ実装できるわけです。コレが全く別業種の人に頼んだとすると、プログラマーは「こういう画像が必要なんです」と逐一説明しないといけないし、グラフィッカーは「どういう使われ方をするんだろう?」っていう曖昧な状態で画像を作ったりする。そうして出来上がったものがプログラマーの思いにそぐわなかったりしたら、また作りなおしてもらうハメに……。

一人である程度の段階までゲームが作れたら、足りない部分だけ他の人に、「ねぇねぇ、あと音楽があればこのゲーム完成するんだけど、良かったら手伝ってくれない?」てな感じで声をかければ、それでゲーム一本完成です。

良いことはまだあります。他の業種のことも分かっていれば、他の人に頼むのもグッとやりやすくなります。いくらプログラマーがPhotoshopを使えても、何枚もアニメーションするドット絵は、本職のドッターさんに頼まないと用意できないとする。そんなとき、いくらかドット絵にも精通していれば、「立ち状態と走り6コマ、それからジャンプモーションを、64×64pxで統一して、各モーション横一列に並べた透過付きPNG形式で作ってくれよ」という具合に細かく注文できます。これが、「立ってるのと走ってるのとジャンプしてるの、とりあえず何枚か描いて~」と頼まれた時を想像してごらんなさいな……。

さらに、こういったジェネラリストは、他のメンバーを指揮する、いわゆるディレクターの立場に立てます。というか、すべての業務にある程度精通していないと、ディレクターにはなれません。各メンバーの役割や人柄、仕事の仕方を理解し、ゲームを完成まで導くには、各分野に渡る経験が不可欠です。

とまぁ、ジェネラリストの利点は、挙げればキリがありません。そもそも複数のスキルを習得しているということは、一つの分野に留まらずに自分の知らない未知の領域も学ぼうとすることができるということですから、壁にぶつかっても自力で乗り越えられるような人が多いと思います。そんなやる気あふれる人にこそ、ゲーム制作に携わって欲しいのです。